コワイノネ。。。 |
昔からすご~く臆病な性格なのです。
いつも思い出すのは、子供のころ親に連れられて近所のプールへ行った時のこと。
そこは大人用のプールしかないので足がつきません。なので浮輪でぷかぷかすることになるわけですが、そのころまだ泳げなかったワタクシは怖くて怖くて仕方がない。
浮輪をしたまま(たぶん悲壮な顔をして)プールのへりにしがみついていたのでした。
母が笑って浮輪をしてるんだから大丈夫よというのですが、何を言う!
万が一、向こうから先のとがった流木が流れてきて大事な浮輪に刺さったら一巻の終わりだ!
と思うと、もう恐ろしくて恐ろしくて。しかもここのプールの水のなんと冷たいことよ。庭の陽だまりに置かれたビニールプールでぽちゃぽちゃ遊んでいたワタクシにとって、不幸の極みであったのです。
まあね…今考えると、プールに流木というのはあんまりないかとも思えるのですけれどね。
で、それからわたくしはつつがなく成長し現在に至るわけですが、この妄想癖というか万事を憂える真摯な心はそのままで、今は我が家の台所にある切れない文化包丁が怖くて怖くて仕方がない。
お料理をした後で、包丁を流し付近に置いたままの時。万が一悪漢が乱入してきてそこにあった包丁を見つけ、アッ包丁がある!とそれでワタクシをグサッと刺したら大変なことになるのであります。
ちゃんと包丁をしまっておけば、悪漢が包丁はどこだと探す一瞬のスキをついて、そこにある椅子で悪漢をぶちのめすか、家を飛び出して全速力で逃げ出すかの選択肢を得ることができるのです。
包丁はなるべく早くしまいましょう。