ワガシャの入っている建物は7階建ての古~いアパートなのですが、古すぎてボロボロ。しかし「修復」にかけてはすばらしい技術を持っているこの国の仕事は、建物を見事に美しく再生したのでありました。
作業中 |
初めは異次元の中に閉じ込められているようでおもしろがっていたのですが、窓も雨戸もあけられず、昼間から電気をつけて仕事しなくてはならない閉塞感にすぐにうんざりしてしまいました。
バルコニー部分の柱にひびが入っていたり、石の角が欠け落ちていたり、かなりオンボロ状態だったので、どんな作業があるのか楽しく毎日観察しておりました。
結局、石の欠けた部分をセメントで埋め、壁を洗って薄い塗料と言うか、石の粉を水でといたようなもので塗り直しただけでした。
意外に芸がないw
最後の仕上げに一番上の写真のような、トゲトゲをそこら中に張り巡らして、おしまい。どうやらハトが座り込んだりできなくするためらしい。
作業後。きれいになりました。 |
トゲトゲ完全武装、なんともいじわるな外観に変わりました。
ハト様お気の毒~。
工期なかばから猛暑になり、初めは陽気にしゃべったり、笑いあったりしていた職人さん達も最後はむっつり無口になっていましたけれど、なんとかバカンスにまにあいました。
みなさまご苦労様でした。
工事が終わって、足場がとれたときの、なんとせいせいしたことよ。:)
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