02 August 2011

トントンの秘密

にげろ~っ
健康診断の話の続き。
お医者が患者の胸や背中に聴診器をあてたあと、きまって2本の指でそこらじゅうをトントンとたたきますね。
あれはなぜだか知っていますか?


気になって仕方ないのでなにゆえトントンなのか尋ねたら、お医者はうれしそうな顔をして、
「これはね、肝臓の位置と大きさを調べるのさ。肺の下に肝臓があり、肺は空洞なのでトントンすると響きがちがうのだよ。それでどこまでが肺でどこからが肝臓だかわかるのだ」
なるほどー。スイカをトントンして甘さの見当をつけるのと一緒ですね。


心臓の大きさだってトントンすればわかるのだそうだ。ちなみに心臓は胸の真ん中にあり、左にはないのだ。
ではなぜ左胸がどきどきするのか。
「それはわずかに心臓のしっぽの部分が左にでているからさ」(心臓にはしっぽがあるのか@@;)
「大事な中心部は胸骨に守られているのでどきどきが外に伝わりにくいのだ」
なるほどー。心臓をひと突きとか言ってナイフや拳銃で左胸をねらうのは、中心だと胸骨が堅くて到達しないからなのですね。
などと一人で納得していたらじろっとにらまれそうになったので、あわてて退散いたしましたのであります。w

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